第一章

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―――金曜日――― すでに準備していた荷物を持ち 午前中に電車へ乗り込んだ 晃太は今日も夕方まで仕事なので 予約していたホテルに荷物を置き 日中は一人で街をぶらぶらと歩いて周ってみる もちろん次の日面接に行く ミナト広告の場所もチェックし それでもまだ時間があったので なんとなく不動産まわりなんかもしてみた さすがにまだ何も決まってないのに 気持ちだけ先走りすぎてるなぁーなんて 思った以上に自分がワクワクしている事に引いたりした そうこうしているうちに時間になり 晃太の職場の近くの喫茶店で 晃太が来るのを待つことにした
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