第二章

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思っていたより だいぶ早く着いてしまって もう行っていいか どっかで時間になるまで待ってようか 入り口でウロウロしていると 後ろから声をかけられた 「あれ?もしかしてキミ、 今日面接の人?」 振り向くと背がすらっと高く スーツを何気なく着こなした 爽やかな男性がこちらを見ていた 「あ、あの・・・はい 10時からの面接だったんですけど ちょっと早く着いてしまって・・・」 「そうだったんだ。大丈夫だよ じゃあ私と一緒に行こうか ついて来て」 「あ、はい」 男性はニッコリ笑うと会社へ入っていく あたしも急いで後ろをついて行った
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