第一章

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彼氏の晃太とは地元の成人式で 友達に紹介されて そこからつきあいだした 晃太は高卒後東京で仕事を探して 住み込みでずっと働いていたため 5年間遠距離恋愛をしていた ケータイで連絡は毎日しているものの 実際遠距離なので会えるのは 2ヶ月に1回くらいしかなかった それでも毎日電話で話していたから 特に寂しいという事もなかった あたしは通話の終わったケータイ画面を見つめながら すでに頭の中では東京での新生活の事を楽しみに考えていた おっと それより先に面接だ 言うこと考えておかなきゃ・・・ 思考を現実に戻し 早速面接で話す事を考えながら 東京へ行く準備をした
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