Spring Rain

まえがき

どうも、笹霜です。

いつも、ご贔屓、ご引き立てのほど、ありがとうございます。

この作品は、笹霜が一年かけて執筆してきました『四季シリーズ』最終章『Spring Rain』となっております。

この作品は、他の四季シリーズと違い、単発で読めるものではなく、全てのシリーズ作品三作品を読まれた方向けとなっています。

すなわち

『-White Sky-』『Summer Wind』『クサリノウタ』ですね。

また、シリーズには含まれていませんが、過去作『雪山遊戯』ともクロスオーバーします。

それらを読んで、『上等』と思われる方、これより先のページにお進みください。

今作の舞台は、平野の片隅に位置する、誰も見向きもしない小さな田舎町。

ただ、春の花と雨の香り漂う、そんな町に。

とある一人の青年が帰省する、そんなシーンから始まります。

それでは、最終章、淡く罪深く度し難い物語です。

なにとぞ、お付き合いください。