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「俺、お前の第一印象、最悪だったよ」
俺にそう言うと、つまみとして買ってきたピーナッツを口に入れるが、いきなりそんな告白を受けた俺の方は呑気に飲んでる気分じゃない。
「どう最悪だったんだよ」
「やたらと上から目線で、嫌なヤツだなって思ったんだよな」
「ふ~ん、俺も最悪だったな。俺たちが真剣にやってる仕事を全否定だったから」
俺の切り返しに相手は反論出来るはずもない。
「言い返せないよな。今はそれがお前の仕事だもんな」
とどめの一言を投下してやると、悔しさを滲ませながら俺を睨む。
本当、からかってると飽きない。
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