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「拘束の魔法をかけたのはいいけど、この後どうしよう・・・」
リリアがいくら特SSランクだといってもまだ幼い。
力は長く続かないのだ。
<どれくらいだったら平気なの?>
「ん~・・・。手ごたえ的にはもって1時間ってところかな。強化しか追加してないから」
(リリアは自覚ないみたいだけど追加できるのは凄いことなのよね・・・)
(まず魔法を使えるだけでも凄いんじゃからな。いくつも重ねるなんて修行をつんだ大人でも一握りしかできんからのぉ)
(それにあの男達の力は相当強かったのよね。ランクでいうとSランクってところかしら・・・)
(その男達に魔法をかけ1時間ももたせるなんて・・・)
(((やっぱりリリアは強いわ(のぅ))))
精霊達と天鳳は心の中で会話しながらリリアを見た。
リリアはキョトンとしている。
その表情すらもかわいく、危うく倒れそうになった。
『とりあえず睡眠の魔法をかけてみたらどう?』
「うん!そうだねっ」
水精姫にいわれリリアは目を再び閉じた。
「スリープ・コンプリシオン」
リリアは睡眠だけでなく強制の魔法も追加した。
そのため、男たちは何の抵抗もしず眠りについた。
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