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「あっ・・今から晩御飯作るから、少し待ってろ。」
「あぁ・・・」
今日は珍しく兄貴が作ってくれるのかと思い自分の部屋に荷物を置いた。
普段は俺が作るが、時々作ってくれることがある。
親は兄貴が中学になるとほとんど家にいなかったため、
俺が小さかった時は毎日家事やご飯を作ってくれた。
兄貴が高校になると勉強に忙しくなったため、俺が毎日するようになった。
服に着替え降りてみると、オムライスがあった。
兄貴の得意料理であり、俺の大好物。
兄貴は俺を見るなり微笑んだ。
「・・・いつも作ってもらってし、今日は早く帰って来れたから。」
「・・・・久しぶりだな。・・・兄貴の料理。」
「・・・冷めないうちに食べよ?」
二人で席に着いた。
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