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「・・・沙羅・・」
俺がボヤいた後に廊下からロングで黒髪の
少し大人しそうな女子が入ってきた。
「・・・海斗・・急にごめんね。」
「・・・あぁ・・」
まさかここで沙羅が来るとは想定していなかったので
驚き半分とこの琴葉というやつは友達なんだろうと少し
安心した。
西園寺 沙羅(サイエンジ サラ)
俺の幼馴染でお隣さん
茶道の家で、お隣同士ということで親も仲良く、沙羅とは幼稚園からずっと同じ学校だ。
ほとんど一緒にいたので、お似合いのカップルと言われたが、実際
付き合ってるというのかは定かではない。
そして中学になると本当にお似合いすぎると広まり、すぐに収まった。
そして沙羅はほとんど俺といたため友達があまりできずにいた。
だから友達と一緒にいる沙羅を見て安心したのだ。
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