其の二

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陸「えーっと……林之の席は…………あぁ…如月の隣だな」 恋「はぇっ!?」 う、嘘だ!! 何故私の隣が開いている!? あ、元からか 陸「異論は認めん。行け」 新「…はい」 そう言ってイケメン王子様は私の隣に座った。 新「よろしくね……えーと、如月…さん」 そう言って笑顔で話しかけてくれた林之様…………ごめんなさい。いろいろ眩しいです。 恋「……ど、……ドウモ…」 それにたいして、目線は林之様の反対側で声なんてゾウリムシよりも小さい声で応じる私 いっそもうゴキブリになりたい…… そんな事を考えている私だが……実は……男性…と言うか…まぁ、異性が極端に嫌いなのだ。 まぁ、腐女子ですけど…… 嫌いなものは嫌いなんです。 だ、だから……周囲の男子にも、目を合わせない、言葉をかけない、半径一メートル以内に近寄らない……等と言う自分条約を勝手に作り、命に頼みクラスの男子に伝えてもったのだ。 その結果まぁ、ボッチです。 仕方……ないです。はい。
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