ネタばらし

2/4

2人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
結成した次の日遥揮があることをして学校に来た。 本当の姿で学校に来たのだ。 髪も瞳も口調も性格も。 みんな口々に 誰?だとか淡路ってああいう奴だったのかとか遥揮の素性を噂で流し始めたりもした。 俺達は割りと朝の時間が長かった。 そこで事件が起きた。 この辺一帯の大地主の息子鈴木が遥揮に仕掛けてきた。 鈴木「淡路君君は僕たちを騙してたのかい?」 遥揮「騙してた?なんの話をしているんだ?」 鈴木「君はその容姿を僕ら全員に偽っていた。違うかい?」 遥揮「確かに偽っていた。だが気づかないお前たちが悪い。」 鈴木「なに?」 遥揮「翼裟と銀朱と旭と舞杜は気づいていたぞ。」 遥揮は不適に笑った。 遥揮「お前が本当の俺を見ていなかっただけの話だろ。」 鈴木「くそっ!調子に乗るなよ!翼裟お前もだ!淡路の事を翼裟が気づいてなんかいるわけないだろ!」 そう言うと彼は翼裟を殴った ゛ゴッ゛ 遥揮「俺の…俺の仲間に手を出すな!!」 遥揮は鈴木を殴り始めた。 遥揮「お前は翼裟に謝るべきなんだよ!お前は翼裟が今までどんな思いでいじめを耐えてきたと思うんだよ!お前には人の気持ちを考えた事はないのか!翼裟はお前なんかより苦労したんだ!お前みたいな凡人は翼裟と話すことさえ出来る人間じゃねぇんだよ!それなのに……それなのに!」 翼裟「遥揮、もういいよ。俺の為に悪者になるな。みんなは知ってると思うし昔の俺ではない事に戸惑ったと思う。でも郁哉とか旭とか銀朱、舞杜と話す俺は普通でいられた。だからみんなも俺の事を理解してくれていた。」
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加