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舞斗「ひぃは父さんと母さんやっぱりいて欲しかった??」
柊明「舞にぃは??舞にぃはいて欲しかった??」
舞斗「そうだなぁ…そりゃあいて欲しかったな。柊明と舞明と父さんと母さん。みんなで家族として暮らしたかったな。」
柊明「お父さんとお母さんがいたら舞にぃはどうしてた??」
舞斗「きっとみんなで楽しくやってたさ。ひぃは??」
柊明「お父さんとお母さんがいなくても舞にぃとみぃがいるもん。でも……」
舞斗「ひぃ??」
悲しそうなそれでいて泣きそうな瞳でいる柊明に問いかけた。
柊明「……何でもない。」
舞斗「ひぃ……俺には言えないこと??いいたくない??」
柊明「……」
舞斗「ひぃ黙ってたって兄ちゃんわからないよ。兄ちゃんそんなに頼りないかな??……ずっとひぃは我慢してて言いたいことも兄ちゃんに言ってこなかった。兄ちゃん悲しかったよ……」
そう言うと涙が溢れてきた。
柊明「舞にぃ泣かないで……」
柊明はオドオドとし始めた。
舞斗「ごめん……でもホントのこと兄ちゃんに聞かせて、兄ちゃん頼りない??」
柊明「そんなこと無いよ!!」
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