それぞれの日常

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銀朱「みんな進路希望出したか??」 俺はめるとくんと話した次の日にみんなに聞いてみた。 旭「ああ。みんなは??って聞いてきたんだから銀朱以外は決まってるよな。」 やっぱりみんな決まってたんだ…… 遥揮「じゃあせーので見せようぜ。」 翼裟「いいよ。」 遥揮「せーの!!」 みんなが見せた瞬間驚いた。 みんなのそれぞれの夢と一緒に第一希望にはSKYHISTORYと書いてあった。 銀朱「みんな……」 遥揮「俺たちが一つで満足なんてする訳ないだろ??(笑)」 翼裟「俺はSKYHISTORYがあるおかげでここまでこれた。SKYHISTORYがなかったらきっとあの頃のままだった。郁哉とも葎哉君とも家族とは呼べないような関係だったと思う。そしてみんなともあのままだったと思う。」 遥揮「俺だってそうだ。翼裟があの時俺を追いかけて来なかったら本当の姿を人に晒すことが出来なかった。旭達みんなが最初に俺のことに気づいたから今の俺が居る。」 舞杜「俺は楽器が弾けるわけでもない、ただ音楽の編曲が出来るだけなのに俺を誘ってくれた。誘ってくれなかったら俺はあのときのままで妹の事と家のことで毎日が疲れていたと思う。SKYHISTORYは俺に生きがいをくれたんだ。だから俺は、貴族の仕事だけじゃなく、SKYHISTORYを続けていく決心がついたんだ。何よりひぃもみぃも俺のこと応援してくれてるからさ。」
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