それぞれの日常

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吏玖「旭さん……すごいよ!!僕応援してるね!!」 旭「ありがとう。」 吏玖「旭さんはなんで医者になりたいの??」 旭「なんでかって??それはやっぱり大切な親友を助けたいからかなぁー」 吏玖「翼裟さん??」 旭「そうだな。でも郁哉も治してやりたいんだ。たとえ悪いところが違っても二人とも助けたいんだ。俺はあの二人を見てきた。ずっと。だから翼裟が思うもし自分がで苦しんでるのは見たくないんだ。アイツには立ち向かう勇気が必要なんだ。その手助けをしてやりたいんだ。」 旭は夢をそう語った。 次の日だった。 学校で全員が進路についての面談を行うことになった。 先生「折城、医者に絞らないか??」 旭「両方の道に進むのは大変だと思います。でも俺は諦めたくはありません。両方叶えます。」 先生「医者をやりながらバンドなんて医者を冒涜しているのか!!ふざけた覚悟でいるな!!」 旭「ふざけた覚悟だぁ……そんな覚悟で夢叶えようと思ったことなんて一度もない!!大切な仲間と救えなかったアイツのために俺は医者になり、アイツの大好きだった音楽を続けるんだ!!それのなにが悪いんだ!!俺は絶対に叶えてみせる!!アイツと仲間のためにも……」 俺には助けられなかった親友がいる。 正確にはまだ死んではないがアイツの両親でさえ半分諦めているのかもしれない。 でもおれはアイツの両親に宣言したんだ。 俺が助けるって。 神臣忠義(カミオミタダヨシ)それが俺たちの親友の名だった。
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