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沙織のもと走った 車もバイクをましてや自転車もない俺は走るしかない   けれどこの都市を誰よりも知っている だから誰にも負けない 沙織がいた 「おそしK」 怒っているように見えて笑っていた 片足だけ裸足だった 目の前には映画館だ 俺は何も突っ込まない 「まだ金髪なの?」 沙織は白髪だった
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