第二章 衝突…

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『爆不』第15代目総長… 『徳永義信』の引退で、事実この街… いや、この関東全体のトップは『殺蝶』となった…。 長く続くかと思われた『爆不』対『殺蝶』の抗争は… 以外にも頭を取られた事であっさりと終わってしまう…。 俺達『新撰組』も唖然とした日々を過ごしていた…。 街は『殺蝶』一色…。 事実… “政権交代”となったこの街には俺達の居場所などなかった…。 だが… ボスや局長はまだ『殺蝶』の天下を認めてはいなかった…。 『爆不』が負けた言っても、自らが負けを認めたわけではないと言い、街を我がものとしている『殺蝶』の連中を連日のように襲い続ける…。 2人の行動を目にした他の元『爆不』たちも再び立ち上がる事となる…。 そんな中… 『爆不』が負けた事で『殺蝶』に寝返った『爆不』元幹部… 『福沢諭一』 という男が先日、何者かに襲われた…。 その際に福沢が倒れていた近くに… “我々はまだ負けたわけではない。 必ず『殺蝶』から全てを奪い返す” と、書かれた紙が1枚置いてあったそうだ…。 その事件で元『爆不』の連中に再び火が灯される…。 これにより『殺蝶』と『爆不』の抗争は再び発展していくこととなった…。 後日… 福沢を襲った者たちの正体が明らかになる…。 その名は… 『爆不神隊』…。 この『爆不神隊』とは『爆不』の別働隊で… あの佐々木が率いていた“直参”で構成された『輪廻組』よりも評価が高いチームだった…。 そこのトップの名は… 『榎本武文』…。 常に義信の側近とされていたあの榎本が… 自らを称え、『殺蝶』に牙を向け、再び『爆不』を立ち上げた…。 これにより街は、再び抗争の火で埋め尽くされる事となる…。  
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