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『爆不』第15代目総長…
『徳永義信』の引退で、事実この街…
いや、この関東全体のトップは『殺蝶』となった…。
長く続くかと思われた『爆不』対『殺蝶』の抗争は…
以外にも頭を取られた事であっさりと終わってしまう…。
俺達『新撰組』も唖然とした日々を過ごしていた…。
街は『殺蝶』一色…。
事実…
“政権交代”となったこの街には俺達の居場所などなかった…。
だが…
ボスや局長はまだ『殺蝶』の天下を認めてはいなかった…。
『爆不』が負けた言っても、自らが負けを認めたわけではないと言い、街を我がものとしている『殺蝶』の連中を連日のように襲い続ける…。
2人の行動を目にした他の元『爆不』たちも再び立ち上がる事となる…。
そんな中…
『爆不』が負けた事で『殺蝶』に寝返った『爆不』元幹部…
『福沢諭一』
という男が先日、何者かに襲われた…。
その際に福沢が倒れていた近くに…
“我々はまだ負けたわけではない。
必ず『殺蝶』から全てを奪い返す”
と、書かれた紙が1枚置いてあったそうだ…。
その事件で元『爆不』の連中に再び火が灯される…。
これにより『殺蝶』と『爆不』の抗争は再び発展していくこととなった…。
後日…
福沢を襲った者たちの正体が明らかになる…。
その名は…
『爆不神隊』…。
この『爆不神隊』とは『爆不』の別働隊で…
あの佐々木が率いていた“直参”で構成された『輪廻組』よりも評価が高いチームだった…。
そこのトップの名は…
『榎本武文』…。
常に義信の側近とされていたあの榎本が…
自らを称え、『殺蝶』に牙を向け、再び『爆不』を立ち上げた…。
これにより街は、再び抗争の火で埋め尽くされる事となる…。
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