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俺は吸っていた煙草を地面に捨て、足でその煙草を消した…。
そして再び土方に視線を向ける…。
土方は今にでも襲いかかってきそうな表情をしていた…。
俺はそんな土方に…
「…楽しかったかよ?
今まで散々好き放題に暴れてきただろ?
全ては俺の手の平の中だと知らずにな…。」
俺がそう言うと土方は両手の拳を血が滲むほど握り締めていた
…。
まったく…。
お前のその表情を見る度、笑いが止まらなくなる…。
さぁ…来いよ。
最後のシナリオはお前をこの手でぶっ殺す事だ…。
それで俺の復讐もやっと完結となる…。
お前はあの日から…
ずっと俺に踊らされていただけなんだよ。
“鬼の副長”なんて呼ばれていたが、全ては俺の企みによって勘違いの地位についていただけさ…。
さぁ…!!
さぁ…!!
さぁ…!!!!!
お前をこの手で殺させてくれよ!!!
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