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俺は少し残って局長と2人で話をした…。
やはり『爆不』と『殺蝶』が喧嘩になった際に避けて通れないのが…
西郷、桂の存在だ…。
この2人を潰さない限り『殺蝶』の勢いは止まらないだろう…。
自然と西郷の相手は局長となる…。
現在『爆不最強』の称号は局長と言っても過言ではない…。
元『爆不最強』の西郷の相手が出来るのは局長ぐらいのものだ…。
さらに未だ顔も見た事もない桂の存在も気になる…。
色々な噂が飛び交っているが、あの高杉達が下についただけあって実力はあると見た方がいい…。
おそらく桂の相手はボスとなるだろう…。
つまり俺の相手は自然と大久保や『蝶龍五傑』となる…。
その事で俺と局長はしばらく話合っていた…。
そして、局長は今から行く所があると言い、俺達は『屯所』で別れる事となる…。
俺はその日、バイトの店が休みの事からそのまま帰宅していたのだが、帰る途中に前を歩く総次の姿が目に入る…。
どうやら総次もバイトがなかったようだ…。
総次は壁に手をつきながら咳をしている様子だった…。
そう言えば、幹部会でも咳をしていた事を思い出し、声をかけようとした時だった…。
「ゴホッ…!!!
ゴホッゴホッ!!!」
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