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2013年春少年 苗代 尖はコンビニで弁当を買い帰宅する途中だった、
尖はここから一キロほど離れた所にあるアパートで姉と二人で暮らしていた、
尖の親は4年前尖が12歳のとき事故で亡くなっている、それ以来尖は姉と二人で暮らしている。
尖の姉は22歳で
「私が尖を守るから!」
と言って尖の分も働いていた、姉が家に居るのは4時から6時までの2時間だけだった、そんな姉のために3年前から尖は自分と姉の弁当を買いに一キロほど離れた弁当屋に来ていた。
今日は夕日がとても綺麗な日だった…
「聞こ て か?」
「何だ?」
帰り道尖は変な声が聞こえ立ち止まった、周りの人たちもキョロキョロしてるあたり聞こえたのだろうか?
「聞こえているか?」
次ははっきりと聞こえた
周りの人たちもざわめき始める
「おめでとう今回はこの日本が舞台だ」
「はぁ?何だこの声は?」
金髪の男が言った
「君たちには殺し合いをしてもらう…この夕暮れの日に」
声は続けて言う
「誰かを殺せばその日はクリア誰も殺せなけらば…」
声は声を強めて言った
「こうなる」
声が言うと金髪の男は爆弾の様に自分の体を撒き散らして死んだ…
何が起きたか理解出来なかった
その場の空気が凍ったかの様に静かになる、
「ーーーー!」
声に鳴らない様な女の叫び声で沈黙が切り裂かれる、
その場の人間がその場から逃げだそうとする
「ルール説明は終わりだ、日が沈む前に生き延びろ」
その声を合図に会社員の男性が女性の頭部を石で殴る
「死にたくない」
震える声で男性は言った
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