崩壊
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俺はドアの前で立ち尽くしていた 「このドアを開ければ姉ちゃんが居る…」 なのに手が動かない… 「開けるだけなのに…」 ドアノブを握る手が汗でにじむ 心臓の音が響きそうなほど激しい 「よし」 俺は勢いでドアを開ける 「ただい…ま」 手にもつ袋がおちる 俺の目の前に動かなくなり血を流し続ける姉ちゃんがあった…
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