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ヒ「(ヒョウは大丈夫だよ!)」
ユ「そうか。それは良かった」
オ「シャドー兄! こっちにこい」
ヒョウと話しているとオリビア先生に呼ばれた
ユ「なんですか?」
ヒョウを抱き抱えたまま向かう
オ「勝者は敗者に命令できる。ルマが起きたから何が望みか言え」
見ると○フォイはもう立ち上がっていた
…股を押さえているが
ユ「ふっ哀れだな」
そんな○フォイを俺は嘲笑う
○「………」プルプル
○フォイは痛みで声が出ないようだ
ユ「それじゃあ命令はルーとヒョウに土下座して謝りこれから俺達に近づかない事だ」
○「この……僕…に……土下座しろ…と?」
ユ「当たり前だお前はルーとヒョウを馬鹿にしたんだからな」
○「ふ…ざけ…るな! だれが…する…か」
オ「いいや、お前は決闘で負けたんだ、やらなければ犯罪になるぞ?」
○「クソッ……わかっ…た」
オリビア先生に言われしぶしぶ納得したようだ
その後○フォイを連れて戻り謝らせた後俺達は教室に戻った
シ「ユーすまなかった」
ル「お兄ちゃんごめんなさい」
教室につき席に座るとシェリアとルーが謝ってきた
ユ「どうした突然?」
シ「私達はユーの使い魔を弱いと決めつけていた。無意識にアクア達と同じことをしていたんだ。だから謝りにきた」
ユ「そうゆうことならヒョウに言ってくれ」
俺は頭に乗っているヒョウを机に降ろし言った
シ「ヒョウ、君をアクアファングと決めつけてしまってすまなかった」
ル「あんなに強いのに弱いって決めつけてごめんなさい」
シェリア達がヒョウに謝る
ヒ「(ヒョウは気にしてないからいいよ~)」
ヒョウは軽い感じで2人を許した
ユ「良かったな2人とも」
シ「? 何がよかったんだ?」
ユ「え? 今ヒョウが許してくれただろ?」
シ「今の鳴き声はそうゆう意味だったのか?」
ユ「…シェリアにはヒョウの言葉が分からないのか?」
シ「私にはただの鳴き声にしか聞こえないぞ」
ユ「ルーは?」
ル「私もただの鳴き声にしか聞こえないよ」
ヒョウの言葉は俺にしか聞こえないのか
それじゃあ今まで俺は狐と1人会話する悲しい男子生徒だったのか?
ユ「………」
シ「どうしたユー? いきなり沈んだ顔をして」
ユ「いや何でもない」
これからは少し気をつけよう
俺は机に丸くなっているヒョウを見ながら思った
オ「お前等さっさと席に着け~」
オリビア先生が教室に入ってくる
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