27人が本棚に入れています
本棚に追加
「同好会でも無いような気もしますが…」
「?けいびーんのおじさんがどうこうかいっていってくれたよ?」
「(どなたでしょうか?)それにしても、宝くんは色んな方とお知り合いですね。羨ましい」
「けいびーんのおじさんもいつかもふもふさせてくれるって!」
「つまり、その警備員さんは獣人の方!」
「やくそくだよっていってるあいだにいなくなっちゃった」
「(口約束ですね)それで、その警備員さんとは再会できましたか?」
「けいびーんのおじさんね、よるがっこーにいるからね、ボクよるはねむいからあってないの!」
「夜は確かに眠いですね。僕も雪に包まって眠りに就いてます」
「ゆきってつめたいんでしょ?へいきなの?」
「雪の精ですから。将来は雪女になります。男でも女に分類されるのかは不明ですが」
「?」
「難しい話でしたね」
「宝!」
「あ、おるふ!」
「お、おるふさんこんにちは…」
「貴様、宝に近付くなと言っただろ!宝、寒くないか?」
「さむくないよ!おるふあったかいもん!」
「……」
「では、僕はこれで失礼しますね?」
「おい、二度と宝に近付くな」
「……失礼します」
.
最初のコメントを投稿しよう!