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そして俺にスケジュール帳を渡し た。
中は細かく書いてあった。
……さすが多忙のアイドル…ぎっし りだ。
今日のスケジュールを見てみると…
「あれ、今日は空いてる?」
「今日は週に一回のお休みの日だ よ」
ひぇ~、週一しか休みがないのかぁ~
体調管理とか大丈夫か?…あ、マ ネージャーの仕事か。
そんな事を考えていると、詩紋先輩が俺の肩を優しく掴んだ。
何から何まで優しい人だなぁ~
「それで、今日僕とデートしな い?」
「デッデデデデ!!!!???」
「あははっ、なんかロボットみた いだよ? デートっていうかお買い物だよ」
アイドルからデートという単語を聞くとなんかうろたえてしまった。
はっ、恥ずっ!!
「良いんですか?貴重な休みを俺なんかと…」
「マネージャーさんの事知りたい し、他のREINのメンバーに認めさ せるには息抜きも必要だよ」
息抜きする程なんかした訳じゃな いが、頷いた。
なにかの為にと詩紋先輩にスケ ジュール帳を貸してもらい、詩紋先輩は帰ってった(多分自分のクラ スに)
そしてまたもや後ろから誰かとはもう言うまい、宗二郎が首を締めてきた。
俺はそんなに締めたい首をしているのだろうか。
「あ~か~つ~きぃ~」
「くっくるしい…」
逝きそうになったら宗二郎がパッと離したから過呼吸みたいに空気を吸いまくった。
なんか体育館の時より宗二郎、 怒ってる?
「…アイツ、知り合い?」
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