序章

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「ヤるのは良いけど、一番辞めたら二度と夜には戻らないこと」 夜始める時母親と約束した。 反対されると思っていたから賛成されてビックリした。 きっと、いろんな意味がある約束だから私は忘れない。 高校を辞めたいって言っても反対しなかった母親。 出産に一度も反対しなかった母親。 シングルマザーになっても応援し続けてくれてる母親。 ありがとう、お母さん。 いつも私の見方で居てくれて私の帰る居場所をとっててくれて本当にありがとう。 でもね、決めてるんだ。 夜始めて家を出るとき… もう甘えちゃダメだって。 二度と戻らないって。 茉凛は私一人で育てるって。
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