ドラゴン キラーズ

プロローグ

「遅いな……」

こ洒落たBarのカウンターに腰掛けた青年がそこにいた。

髪の長さは肩に掛かるセミロング、色は茶色に染め上げ、白を基調としたコートを羽織り、サングラスを掛け、身長は168cmと少し物足りないが顔は上の中には入る二十歳前後の青年は本棚に置いてある一冊のライトノベルを手に取り、読み始める。

彼の名は『瀧川　鷹伯』（タキガワ　タカノリ）イケメンだが決して今作の主人公ではない。因に童貞の彼女居ない歴＝年齢の少し哀れなイケメンである。

瀧「ん？…今、俺の事を噂された気が……気のせいか…」

おっと、危ない……気付かれる所だった。
まぁ、彼の紹介はこれぐらいにしておこう。もうすぐ今作の主人公が帰ってくる筈だから……

かれこれ、あれから10分後………

ﾁｬﾗﾝﾁｬﾗﾝ♪

「ただいまぁ～」

怠そうに入って来たのは、黒髪で鷹伯よりは少し短い、身長は170cmと鷹伯よりは少し高い。

顔は上の中には入るが鷹伯の次に良いぐらい、歳は鷹伯同様、二十歳前後といった所で、名は『山城　鳳矢』（ヤマシロ　タカヤ）
このBarのマスターで鷹伯の親友である。あと、今作の主人公でもある。