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鳳矢と瑠美の会話に入って来たのは『秋松 祭』(アキマツ マツリ)歳は二十歳で鳳矢の2つ年下になる。
彼女は鳳矢達が住んでいる町のチンピラで、たまにだがバイクでそこら辺を走り回っているらしい。
鳳矢と知り合った経緯は、彼女がBarエルドムの裏手のゴミ捨て場に倒れていたのを鳳矢が助けた事がきっかけになってか、彼女は良くここに来るようになった。
祭「それは勘弁するッス!!」
鳳「はぁ……それは残念だ…」
祭「マジな顔で残念がらないで下さいッス!!」
鳳「はい。瑠美さんいつものグリーンミルク」
祭「スルー!?」
瑠「ありがとう!リーくん♪」
祭「瑠美さんまで!!」
チャランチャラン♪
鷹「鳳矢ぁー。来たぞー」
鳳「おぅ、いらっしゃい」
瑠「鷹伯くん。お疲れさま」
祭「お疲れさまッス!!鷹伯さん」
鷹「瑠美さん、秋松、お疲れさま」
祭「ねぇーねぇー、聞いてくださいよー。鷹伯さん」
♪~♪♪~♪~♪
その時、瑠美の携帯の着信音がなる。
瑠美は携帯を手に取り、内容を確認すると……
瑠「ゴメン…急用が出来ちゃった……行って来るね」
チャランチャラン♪
瑠美は直ぐに店から出ていった…
鷹「なぁ…大きいサイズのコート着てて手の甲が見えなかったが……瑠美さんって、」
鳳「あぁ…恐らくそうだろうな……」
祭「???」
鳳「鷹伯…至急調べて欲しい」
鷹「はいよっ」
鷹伯は鳳矢に言われてから奥の部屋へと入って行った。
鳳「皆!すまんが今日は店仕舞いだ!その一杯飲んだら帰ってくれ!……秋松、皆が帰ったら中に来てくれ……」
祭「えっ、はい。わかりました」
鳳「ありがと」
鳳矢はそれだけ言うと鷹伯が入って行った部屋へと向かった。
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