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咲が死んだ。
俺は何もしてやることが出来なかった。
夢じゃないのか。
そんな事を俺は何度も考えた。
悔しい。
俺も死にたい。
今夜、泣き腫れた顔で通夜に参加した。
咲は多くの人に愛されていたのであろう。
その中には泣きじゃくっている人も数名いる。
すると、咲のお母さんが気にかけてくれたのか声を掛けてくれた。
「大輝くん大丈夫?」
「大丈夫です…」
「ありがとうございます。」
俺は素っ気ない対応をした。
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