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『プルルルッ!プルルルッ!!』
何度コールをしたことだろう。
咲は電話にでる様子はない。
「くそっ!なんでこんな時に電話に出ないんだ!」
不安と恐怖が入り交じり嫌な感覚に陥る。
「まさかな…」
正夢になるのではないだろうか?
そんなことを考え始めた。
『プルルルッ!プルルルッ!!』
自分の携帯電話が鳴った!
不安と期待を抱きながら電話に出る。
「もしもし。浅井です。」
「大輝くん?咲のお母さんだけどね?」
「咲がね。死んじゃったの…」
「え…」
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