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やっぱり女の子は神的な存在であり守りたくなるものだッ
またこれだ...夢なのか、昔の記憶なのか。
だが見たことがある。感じたことがある。だがそこにはもはや感情など存在しなかった。
この真っ暗な世界。前へ進んでも進んでも同じ世界があるだけ。
一体ここは...?
その時だった。この闇の中、どこからか声が聞こえる。
いつものことだった。
男の声なのか、女の声なのか。わからない...全てが謎だ。
「姫霊(ひめれい)...それは邪(じゃ)を祓うために存在する。邪とは...悪霊および堕天姫霊(だてんひめれい)」
まただ...この意味の分からない話。何のことなんだ?
「姫霊...人に憑いた悪霊および堕天姫霊を除霊するために現れた謎の霊」
この語り手に問おうとしても声が出ない。
「姫霊...それは...人を守る存在だ。そして...その姫霊を助ける、つまり相棒のことを...霊使いと呼んでいる」
その言葉を言い終るとこの世界は一面、温かい光でいっぱいになる。
そして、俺は走り出した。何処へ向かっているのか分からない。だけど走る。
気付いた時には、また新たな場所に立っていた。
いつか何処かで見た神秘的な森。
そこにひっそりと佇む神社。その隣には見上げても天辺が見えないほどの大木。
そして、その近くには小さい池が
そこで出会った
世界に・・・こんなに美しい人がいるのか・・・・?
そんな事を考えさせるほどの美少女。
・・・いったいこの記憶は・・・?
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