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パトカーと消防車とレスキュー隊の赤色灯が近づくに連れて事故の凄まじさを徐々に目の当たりにしてきた。
少しすると横転したトラックに挟まれた乗用車が下敷きとなって車種がわからないまで潰れていた。
目を覆う光景が物語を映し出す様に薫の瞳に入っていた。
先程の覆面パトカーの隊員と警察官が暴れるトラックの運転手に手錠をかけていて、薫の車を見て大声を出して叫んでいた。
「あのウイッシュだ!奴が俺のトラックに喧嘩売ったから事故になったんだ」
「この事故にはあの車両は関係ないだろ!自分の仕出かした事故で何人の命奪ったのか反省しろ!!」
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