808人が本棚に入れています
本棚に追加
/510ページ
休みボケが抜けず、大きな欠伸をして階段を降りて「おはよ」とリビングへと入る。
「おはよ。柚音、ご飯は?」
「んー。ヨーグルトでいいや」
冷蔵庫からヨーグルトを出して、食べた後、最終チェックしてから玄関を出る。
「おは。柚」
いつものように滝と一緒に行き、10分くらいの道のりを一緒に歩く。
「ゆーずー!!おはよ」
後ろから腰に腕を回されるので、小さく溜め息をついてからあかりに挨拶をする。
「やっぱ多いね…カップル登校」
あかりの言葉に周りを見渡すと確かに手を繋いだ男女が多くて、夏休みの凄さを痛感していた。
最初のコメントを投稿しよう!