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侵入してきたのは、隣の渋沢家の長男で、滝と私は同い年で幼なじみ。
「私の友達もよ。それより高校になってピアスつけるようになるなんて、ホタルさん泣くよ」
「人の事言えねぇーだろ。最近色気づきやがって。で、お前の友達もなの?」
ソファーにあったピンクのうさぎのぬいぐるみを抱きかかえ、力強く頷くと私のベッドに許可なく寝ころぶ。
「あーあ。恋してぇー」
「恋ねぇー。モテるんだからその中から探せばぁー?」
ぬいぐるみを上に投げながら言うと私の携帯が部屋中に突然鳴り響いた。
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