絵空事

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絵空事

  退屈が嫌いで外に出た 夜の街には何かが起こるんじゃないか そんな期待を胸に抱き   なにがそんなに嫌なんだい 誰かが僕に聞いている そんなの決まっているだろう   変わらないことが嫌なんだ 変われない自分が嫌なんだ   何時だって心は刺激を求めてる きっと退屈が僕を殺すから   何時だって心は平凡を拒絶する 限界はまだ先にあるって思うから     いつか見たお伽話のように 僕にも不思議な力があったなら 空を飛んだり、魔法を使ったり   そんな   子供っぽくたってもいいだろう 夢を忘れず歩いて行けたなら きっと僕らはどこまでもくじけずに歩いて行けるから     諦めなくたっていいだろう 有り得ないって誰が決めたんだ 変わらないことが嫌なら ずっとずっと進めばいい    その眼の先になにがある その掌にはなにがある 空には今日も雲が舞う
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