いつまでも続くと思ってた

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  私と銀は、幼い頃からの知り合い…所謂幼なじみというやつだ 私と銀は近くに住んでいて、両親共に親しかった 生まれた時期もほとんど一緒だったせいか、物心がついた頃にはすでに一緒に遊んでいた 「紗菜ぁ~遊ぼぉ~!」 『うんっ♪』 幼稚園に入った時、私は銀と一緒にいる事が多かった もちろんほかの子とも遊んでいたけど 幼稚園で私が男の子とケンカしていた時、銀は割って入ってきて怒ってくれたり、泣いていたら慰めてくれたり… その頃からだろうか、銀の事を好きになり始めたのは… だが、私はなんとなくだけど銀は私を妹としか見てないように感じていた それに、銀は幼稚園の頃からモテていた 銀のお父さんにそっくりの綺麗な顔つき、銀のお母さんに似た優しさ、頭の良さ… 何に対しても完璧だった銀 それは小学校に入ってからも変わらなかった  
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