いつまでも続くと思ってた

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  私は幼稚園の頃より銀と一緒にいることはほとんどなくなった 銀と一緒にいるのは、家に帰ってからだった 低学年の頃はまだ一緒にいられた。遊んでいた、一緒に勉強していた 3年になった頃から一緒にいることはなくなった 女子に積極性が出てきたからだ 最初は近寄りにくいものがあったみたいだったけど…それがなくなったせいなのか、女子は銀に積極的に話しかけるようになっていた それに、学校で銀と迂闊に近くにいると、ほかの女子からの視線が痛かった その様子を男子たちは面白くなさそうにしていた が、銀が強い事を知っている彼らは銀にケンカを吹っかけることをしなかった なぜ彼らが銀の強さを知っているのか それはある日、銀が私と銀と私の友達と遊びに行ったときだった 中学生の集団のある男の子と銀の友達がぶつかってしまい謝ったのだが、その中学生たちは因縁を付けてきた 少年A「いってぇ…」 女の子A「Aくん大丈夫!?」 男の子A「ごっ、ごめんなさいっ!!」 少年A「…あーヤバい折れたかも。ねぇ君どうしてくれるの~?」 男の子B「はぁ?」 少年B「慰謝料払ってもらおっか?」 女の子B「慰謝料って…?」 少年C「ちょっとお金くれない~?」 『なっ、何言って…』 因縁を付けてくる中学生に、私が反論しようとしたときだった 銀「ちょっとおかしいだろ。それに小学生にぶつかったくらいで折れるとか、どんだけひ弱なんだよ。ってか、慰謝料なんて出せるわけないじゃん。」 ぼそっと銀の声が聞こえたのは  
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