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少年B「何だと…?」
銀の言葉が聞こえたのか、中学生は銀を睨みつけていた
銀「だから、小学生にぶつかったくらいで折れるとかありえないって言ってるんだよオニーサンたち」
少年A「んだとテメェ!」
銀「あれぇ?オニーサンぶつかったら折れたんじゃなかったっけ?なんで歩けてるの?」
中学生「「「!?」」」
銀の嫌みにつられて折れたと言ってた人が普通に歩いてきた
トドメとばかりに銀はああ言った
女の子B「ホントだぁ!」
男の子B「嘘だろ…」
女の子A「酷い…」
男の子A「嘘つき!」
『ちょっと、みんな…』
少年A「くそ…!」
少年C「コノヤロウ!」
みんなの言葉に耐え切れなくなった中学生は私たちに殴り掛かってきた
友達「「「「うわぁぁ!」」」」
銀「っ…紗菜、みんな連れて離れてろ!!いいな!?」
『えっ、ちょっと銀くんっ!!』
銀はそういうと、向かってくる中学生たちの所に行った
私はとりあえず、みんなと一緒に離れて見ていた
少年A「このくそガキ!!」
銀「おっと」
少年B「てめっ!!」
銀「わっと」
少年C「くそっ!!」
銀「よっと」
(どうしよう…)
女の子B「紗菜ちゃん…」
『Bちゃん、どうしたの?』
女の子A「お巡りさん探しに行こう?」
男の子B「うん、そうしようぜ」
男の子A「銀なら大丈夫だって!」
『でも…』
男の子B「松田ってば心配性だなぁ…」
男の子A「じゃあ、松田とBちゃんと俺はここに残って…」
男の子B「俺とAちゃんはお巡りさん探しに行こうぜ!」
『う、うん…分かった、気をつけてね…』
そして彼らはお巡りさんを探すとすぐ戻ってきた
お巡りさんが来た事に気付いた中学生たちは、一目散に逃げていった
お巡りさんに事情を説明して、私たちは帰路についた
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