0人が本棚に入れています
本棚に追加
「ゆな、これで晩ごはん買ってきな。」
「…はぁい。」
母さんはあたしに5000円札を渡した。
そして、慌ただしく母さんは仕事に向かった。
夜はいつも一人。
小さい頃からだから、もう寂しいとは思わない。
慣れたし。
父さんも家にあんまり帰ってこないから。
お姉ちゃんはバイトでいない。
いたとしてもウザい。
「はぁ…。コンビニ行こう。」
そういって、家の鍵を持って出た。
あたしの住んでるマンションの前には
小さな公園が昔からある。
小さい頃は家族でよく遊んだっけ。
ふと、その公園の方を見た。
最初のコメントを投稿しよう!