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その人は元カレにそっくりだった。
別に元カレに未練があるわけじゃない。
むしろ、早く忘れたい。
あんな奴…。
その人はこっちを見て、
かすかに微笑んだ。
どくん…。
「月ってさ、なんか…綺麗だけど切なくなるくね?」
これが、その人と最初に交わした会話だった。
「そ、そうだね。」
そういうと、その人はまた微笑んだ。
「こっちに来なよ。」
そしてあたしはその人の隣にいった。
「何歳?」
と、聞かれたので「今年で16。そっちは?」
と聞いた。
すると「え、俺も。」
と言われた。
同い年かぁー♪
「高校どこ?」
「あたしは、近峰。」
「嘘?!俺もなんだけど(笑)
運命??」
どくん…。
運命って…照
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