第1章

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担任「おい、どうした? 反省のポーズはやらんのか? それともやっぱり反省してないのか?」 クソが! 一か八かだ! 「じゃあ、ちょと先生正座してもらっていいですか?」 担任「仕方がない」 もう、後戻りはできない だったらやるしかない! いくぞ! 俺は左膝を縦右膝を地面に付かせて右手を先生のももに乗っけこう言った 「反省」 決まった 自分で言うのも何だが この勢い、この美しさ 太郎次郎も見てたら腰を抜かすと思う 担任「猿かお前は!」 バシッ 先生は丸めた教科書で強く叩いた 「イテ!!」 クソがぁ やっぱり殴りやがった いつか必ず体罰で訴えてやっからな 担任「やると思ったわ! 今時そんなネタやっても中々通じないぞ!」 「反省」 担任「だから、やめろと言うに まぁいい、そろそろお前が戻らないと全体に話す話しができないからもう教室戻っていいぞ」 「はーい」 担任「それと」 「はい?」 担任「そんなにコミュニティ能力高いならもっと学校で友達作れ! 私とだけ仲良くなってどうするつもりだ?」 「あぁ、支配してやろうと思って」 バシッ!! 今回はさっきより強めに叩かれた 「ぃったいなぁ もう! 冗談ですよ!冗談!」 担任「馬鹿か、お前は」 「反省」 担任「しつこいわ!!」 「てか先生いきなり何て事言うんですか 友達ならいますよ!」 担任「他校の空(ソラ)って奴だろ」 「まぁそうですけど」 担任「馬鹿 この学校で友達作れって言ってんだよ」 「やめて下さいよ まるで俺が友達いないみたいじゃないですか」 担任「いないだろ」 「いますって!」 担任「じゃあ空以外の友達の名前言ってみろ」 「・・・・・・・・・・・・先生かな」 担任「少し嬉しい」
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