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病
既に寂寥
明日の我が身を憂う今の哀れ
『支え』は時に鎖となるから
忘れたわけじゃない
憶えているさ
今まで培ってきた『お前ら』の醜悪
強きに媚び諂う弱き擬態
多数の黒は全てを飲み込む
真偽の差など曖昧
何より見てきた、何より感じてきた
何より意識してきた、何より平等に
平等に…平等に…
心模様は夏の雪、春の病葉
何処に居たって…何をしていても…
誰と居ても…変わらない季節に…
私のワタシは爛れ
独りじゃないと本心さえ見れない程に『人間』と言う病は重症ね
自分を見失う
独りであれば見つかる本心があるだけで十分
人は『人間』と言う病いに生きている
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