1/1
前へ
/196ページ
次へ

既に寂寥 明日の我が身を憂う今の哀れ 『支え』は時に鎖となるから 忘れたわけじゃない 憶えているさ 今まで培ってきた『お前ら』の醜悪 強きに媚び諂う弱き擬態 多数の黒は全てを飲み込む 真偽の差など曖昧 何より見てきた、何より感じてきた 何より意識してきた、何より平等に 平等に…平等に… 心模様は夏の雪、春の病葉 何処に居たって…何をしていても… 誰と居ても…変わらない季節に… 私のワタシは爛れ 独りじゃないと本心さえ見れない程に『人間』と言う病は重症ね 自分を見失う 独りであれば見つかる本心があるだけで十分 人は『人間』と言う病いに生きている
/196ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加