37人が本棚に入れています
本棚に追加
とても良い匂いがしたので私は餌と間違えてネズミを口に入れました。
すると私が飲み込む前にネネちゃんは悲鳴を上げ、無理矢理私の口の中からネズミを取り上げました。
ネズミを取り上げたネネちゃんは、私を無視して怒りながらネズミと家の中に帰ってしまいました。
私は無視されるのが一番嫌いですし不安になります。
ネネちゃんは知ってか知らないでかは分かりませんが、しばらく家から出てきてくれませんでした。
私は無視され続けたのです。
ネズミを口に入れた事を謝る機会すらもらえませんでした。
ご飯を持ってきたママが『ネズミを食べちゃダメよ』と言っていたので、ネズミは食べてはいけないと学びました。
パパが言うことは『絶対』ですが、ママの言うことも『絶対』なのです。
ママは私よりも偉いですから。
ネネちゃんが私を許してくれ、時々散歩に連れて行ってくれる様になった頃、『ミッキー』に出会いました。
最初のコメントを投稿しよう!