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下「愛じゃない恋だ。梶、俺のことちょっと好きだろ?」 梶「全然」 下「一途な恋が愛だとする。でも1ミリでも浮気心があるとしたら、味見程度の恋だよ」 梶「俺が下野に抱いているのは友情みたいなもん…恋とか気持ち悪い。BLに毒されているのか?」 下「違う。ただ言いたいのは…梶くんのことが好きだ。それだけだ」 梶「そんなこと言われると」 下「さっきのツンツンはどうしたんだ」 梶「胸がドキドキしてチクチクする」 下「どうしたんだお前」 下野の胸の中に梶が抱きついた。 木陰から差し込む光が二人を優しく包み込んだ。 fin
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