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待ち合わせ時刻に15分遅刻した私をいつものツンケンした態度で出迎えるかと思いきや
ツナ「よかったぁー!無事ついたんだね!知り合いの店あるんだけどそこでいーい?」
と満面の笑み。
え、かわいいんですけど(笑)
私「誘っといて遅れてすいません!全然いいですよー」
ツナは前を歩き、私はうしろにくっついていくような形で進んだ。たまに後ろをちらっと確認しては前を向く、またちらっと確認しては前を向くを繰り返すので
私「なんですか?(笑)」
と聞くと、
ツナ「振り返ったらいなくなってそうで…」
と情けない表情を浮かべながらいうもんだから、
私「じゃあ、手!」
といいながら左手をツナの腕に絡めた。
ツナかわいい、なにこの人。どうしよう。
ツナ「そんなことされたら勘違いしちゃうよー?」
私…は何も浮かばなかったので必殺オウム返し!
私「…勘違いじゃ、ないかもよ?」上目づかい
ツナ「さすがキャバ嬢!」
私「まぁな」キッパリ
とまぁ、なんだかんだ楽しくお店に向かっていた。
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