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「あー、八角課長の話からも分かると思うが、これは怨恨による殺人、
殺害する前に相当の恐怖を与えた後、被害者を一刀両断でとどめを刺している。
猟奇的犯行と言ってもいいだろう。
マスコミには殺害の詳しい手口や右手の傷の事は伏せている。
一刻も早い犯人検挙を望む。以上だ」
ぞろぞろと会議室から刑事たちが散開する。刑事部屋に戻り、鈴木課長を全員が取り囲む。
「村上、八木は被害者の地取り、足取り。憲さんと高木は八角さんのとこ、詳細頼む。
あとの連中は交友関係ね。資料はどんどん送るから携帯さぼるな!」
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