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登校する同じ学園の生徒達を観察という名の視姦をしていた。
鼻息荒く見る様はさぞ恐怖だろう……生徒達の顔が引きつってる。
しかし彩世の学園はなんと男子校、なので勿論登校する生徒は男オンリーなわけで…
彩世はBとLを愛する腐男子という人種だった。
謎の踊りをしながら走り高速で観察していた。
「うははははは！！！！！！」
「そこの生徒くん、止まりなさい」
男同士の絶景に笑いが止まらなかったら、校門で呼び止められた。
校門には生徒の検問中の風紀委員の腕章をした爽やかに笑う人がいた。
彩世はビシッと呼び止めた人に敬礼した。
「みずっちゃん！おはようござりまする！！」
「おはよう彩世、いい加減君の苦情が絶えないんだけどどうしよっか」
笑顔が此処まで恐ろしいのはなかなかいないだろう。
とりあえず土下座しといた。
「ごめんなさい、今度は超小型カメラでバレないように撮るから！！」
「うん、反省してないね」
腐と名の付く皆々様ならもうお分かりだろうが、この学園の説明をします。
この学園は全寮制男子校、山奥にないのが悔やまれるがそれなりに人気がない場所にある。
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