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そして生徒はホモ7割バイ2割ノンケ1割という素晴らしい場所なのです!
しかし、何故彩世が全寮制なのに一人だけ自宅通勤してるのかというと…
生徒の部屋に隠しカメラを隠す常習犯として追い出されたからだ。
そして自らの萌えのために戻りたいと志願したら、風紀委員補佐になり気持ちを清らかにするなら戻すと渋めダンディーな理事長に言われ、今現在風紀に所属している。
しかし風紀委員補佐なのに一番風紀を乱してるのは彩世だったりする。
「……まぁいいや、身内に免じて許してあげる、早く腕章付けてきな」
「みずっちゃん!やっさし~!!大好き☆」
みずっちゃんこと水谷優亜は照れたような顔をした。
皆に嫌われてそうな風紀委員長だが、優亜は校則違反をしない生徒の間では人気がある。
友達もいっぱいいる。
……残念ながらほとんどが恋愛対象に見られていない。
お手頃なイケメンとくっ付けたいと日々奮闘してるが優亜に全力で止められる……無念。
風紀委員室に向かうため校舎に入る。
「…こっ、こんなところでダメだよ」
「いーじゃん、誰も見てねーよ」
空き教室の前を通り掛かった時ピキーンと腐レーダーが反応して、驚異的な瞬発力で声がした空き教室のドアにへばりついた。
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