壱
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「もう、ほんっとーにこのままだとこのお店潰れちゃいますよ?」 ただでさえ薄給の身で働いているのだ。これ以上営業不振で減給なんてことは御免だと椿は危惧していた。 「たかだかアルバイトの分際が店の経営を心配するものではないぞ椿クン」 「たかだかアルバイトに心配される店の経営ってのもどうかと思いますけどね」 椿はそのままため息をつくと隅に置かれていた黄土色の椅子へと腰を下ろした。
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