泣き入りひきつけ☆

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泣き入りひきつけ☆

1歳を越えたある日の昼頃。 ねぇねが次女を無理矢理後ろから倒しました。両手をつかんで倒れたので、次女は身動きができない状態。 ぎゃー!!!と大きな声で叫んだと思ったら、そのまま動かない。 なにかおかしい、と抱き上げるとぐったり首を傾け、唇は真っ青に。 もうパニックで大きな声で名前を呼びました。 起きて!おきて! うつろな目のまま辺りを見回した後、きょとんとした顔で私を見ました。 そのあと泣きもせず、何があったの??状態で普通に遊び始めました。 それを見てもなお心臓がドキドキしていて、一瞬死んでしまったのか、と手に汗が何度もじわりとしました。 背筋が凍るという言葉通りの感覚を初めて体験した瞬間でした。 その次の日もまた、ねぇねに怒られたときになってしまったのです。 その時は目が空いたまま虚ろに見上げ、焦点が合うまで20秒くらいでした。 一度目の時に不安でネットでさんざん調べ、泣き入りひきつけだと確信しつつもやはり不安が拭えず次の日かかりつけの病院に行くことにしたのです。
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