第一話『学年一の優等生』

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僕に紙を見せるクーは、震えていた。 川 ゚ -゚)「話には聞いたことがある。裏切り者への報復。すなわち裏切り者を出した町を……」 ( ^ω^)「町ごと壊す、かお」 突如、窓の外から悲鳴が聞こえた。 川  - )「」ビクッ (;^ω^)「きた……きたお……」 世界からの、報復がきた。 激しい轟音と、悲鳴の嵐。 世界軍には、精鋭の能力者が多数所属していると、聞いたことがある。 その精鋭達が、この町を壊そうと全力を尽くす。 果たして、僕一人、ただの庶民の抵抗で、何かが変わるのか? 否、何も変わらない。 でも、変えなければならない。 (; ω )「クーはここで待ってるお……」 川;゚ -゚)「ブーン!」 窓枠に足をかける。 ほどよい塩梅で拳を握りしめ、能力を発動させる。 ( ^ω^)「【風】」 川;゚ -゚)「……」 そして、僕は窓から跳んだ。 足から最大出力で風を噴射し、滑空しながら戦火に飛び込んだ。 川;゚ -゚)「ぶううううううん!」
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