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~~in,美愛の家前~~
ピンポーン…
『…はい?』
インターホンから、女性の声が聞こえる。
この声は…美愛のお母さんだ。
「あの…美愛は…?」
『…え?あの子、入院してるわよ?
もしかして、聞いてな…
って光里霧斗君!?!?』
「はい。」
『…あちゃー…ミスっちゃったわ…。
とりあえず入って?詳しい事は中で話すわ。』
「は、はい…」
どういうことだろう。
しかし、相も変わらず、美愛のお母さんは子供っぽいというか若いというか…。
とにかく家の中に入る。
~~in,美愛の家~~
「…にしても大きくなったねー。
身長伸びた?2か月ぶりよね??」
そんな事を言いながらお茶を出してくれるお母さん。(あ、お母さんって言っちゃった←)
「あ、まぁ…2cmほど…?
というか!!美愛は!?!?」
「…あの子は…ね。
一昨日、霧斗君とのデートから帰ってきた後、
夕飯を食べてから…急に倒れたのよ。
それで病院に連れて行ったら…
…病名は、あの子に聞くといいわ。
病院は、○○大学付属病院よ。」
そう言って、オレに病院を教えてくれたお母さん←もう気にしないぞ
オレはそれを聞いて直ぐ
「ありがとうございます!
オレ、美愛のトコ行ってきます!!!」
と告げた。
お母さんは、
「いってらっしゃい」
と微笑んで、オレを送り出してくれた。
美愛の家を出る。
向かうは○○大学付属病院―――――美愛の居る病院だ!!
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