電車の異変

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優馬は電車に乗り込むとある事を思った。 優馬『静かだな。』 今の時刻は夜中の12時4分。 本来の終電よりも1分遅れてはいるが、どちらにせよこの時刻だ。 こんな時間に電車に乗る人なんて滅多にいない。静かで当然のはずだ。 でも、ただ単に人が居ないから静かというような静けさではないのだ。 どこか深く永遠と続く闇の様な、ちょっと怖いくらいの静けさ。 そんな中に彼女はいた。
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